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あっぱれムニョス

インターミッション

よく、「ヤシポンさんって、草食系ですよね」

などと言われるたびに、

「そうですかぁ?」

などとほほ笑みつつ、どこか違和感を感じていたのだけれども、

それはたぶん、草食動物と言えども自ら草を食むからだ。

そういう能動性というか、前向きに人生を生きる感じに乏しいということは、我ながらしっておるので、「肉食とか草食とかでなしに、むしろ生物か無生物か」くらいに思っていたらば、会社の後輩ちゃんが正しくグルーピングしてくれました。

「ヤシポンさんは~、食虫植物だと思います♪」

なるほろ。

能動性皆無だもんネ。

飛び込んできた獲物なら、硬い殻ごとバリバリ噛みくだしてそうだもんネ。

よく言った。よく言ったゾ。

ラフレシアは、本日も死亡しておりました。
再びリンパが腫れてきて、どうやら再発の予感。

寝てたばっかりなのに、なんで・・・(涙)



# by blue-tonton | 2009-11-01 21:25

その後。

ハーフマラソンを走って、猫と仲良くなりました。

はっ!?

中略しすぎました。

ハーフマラソンを走って、(タイムはそれほど速くなかったけど、まあ淡々と完走できて、ラン仲間にも「思ったより楽ちんだった~」などとうそぶいて)、(その後月曜日に計画休をとって、疲れてるというほど疲れてもなかったけれど英気を養って)、(しかるがのちに仕事に復帰したその朝から妙にリンパが腫れてきて)、(あれよあれよという間に喉が痛くなり、ダルくなり、咳が出て、発熱して)、(都合2日半のお休みをいただいてしまい)、(土曜であるところの今日も熱が下がらず寝っぱなしで)、(寝てばっかりということは、猫たちが常にソバにいて一緒にゴロゴロだらだらしているというわけで)、(最近放置プレイが続いていたからちょっと疎遠だったかもしれないけれど)、(おかげ様でというか、災い転じてなんとやらというか)、猫と仲良くなりました。

ということです。

ハーフは、号砲が鳴ってからゴールまでのグロスタイムで、1時間59分。ほんとーに、なんとか、2時間を切りました。

ツルポンは、1時間47分。

やっぱり、頭のなかがからっぽだと、走るのも速いのかしらね?苦しみを感じないもんね?(←完全なる負け惜しみ)。

完走後にいただいたリンゴ、とってもおいしかったです。
初マラソンながら、運営のソツのなさ、素晴らしさは、しっかり伝わりました。
ストレスゼロで走れる環境は、そう簡単に実現しないハズ。
関係者のみなさまには、頭が下がります。

また来年も出たい。

というか、その前に、早く風邪治したいです。
ゴホゴホ。

あ、インフルエンザじゃないですよ(たぶん)



# by blue-tonton | 2009-10-31 23:09

ハーフといってもゲイ方向ではない

いよいよ週末にハーフマラソンデビューなの♪

と、この世にひとりしかいない兄上から、何年かぶりで電話があったので自慢したらば、

「ふーん」

とイヤに素っ気ないので、探りを入れてみると、
フルマラソンを何度も走ったことがあるという。

そういえば昔から、貧相に見えて体育会系のヒトだったから、考えてみればランニングを趣味にしてたってちっともおかしくないんだけれども、

宝くじで100万当たったの♪
と報告したら、

すごいじゃん、僕は1000万だったけどね。

と切り返されたみたいな、微妙なる悔しさ。

というか、そもそも、この世に一人しかいないハズのヒトの行動について、ほとんど何にも知っていなかったということもまた、驚きと言えば驚きなんだけれども。

結局、軽く半年は前から申し込んでいたのだから、その分練習すればよかったんだけれども、重い腰を上げたのが8月も半ばを過ぎて、暑さの峠を過ぎてから。

みなとみらいを走ったり、日産スタジアムに遠征したり、それこそ明日香まで走ったりしたけれども、
基本は皇居ランにて、カタチばかりの走り込みをしてきたが、はてさて、20キロもホントに走れるのかいのう。

ふぉふぉふぉ(←ひとごと)

土曜に前乗りして日曜に走り、月曜は休息をいただくという、完全無欠のフルコースで挑む、人生最初の大一番(←おおげさ)、いまから炭水化物をたくさんとって、本番に備えます。



# by blue-tonton | 2009-10-21 23:46 | ゲイの生きる道

遠路はるばる

土曜日は、大学のダンスサークルの後輩ちゃんたち3人をお招き。

なんとなく、パーティーというと、人数が多いほうが楽しいのかしらんと思いがちだけど、
あらためて、
少人数のほうが、親密に楽しいということが判明。

10人近くいると、どうしたって話題が2個ぐらいのグループにわかれちゃうし、
そうでなければ会議みたいになってしまいがちだけど、
お客様3人、ホスト2人で、ちょうど、みんなで同じことを話している感じなのねー。

年の差などものともせず、完全タメぐちの女子3人、
妊娠中の最下級生から「揚げ物!」との指示を受け、
カレー粉が隠し味の鳥もも肉のから揚げと、
ツルポンお得意のおいしいおいしいモツ鍋と、
しみじみおいしいお漬け物、
大人のおもたせなケーキとプリン、

そして、アホ過ぎて何話たんだか覚えてないような馬鹿トークで、
気がつくと6時間くらいしゃべくってました。

おっさん二人のさみしい家に、
きらきら若いお嬢さんたちが、
怖いもの知らずで乗り込んできてくれるのは、
ホントにうれしい限りです。

自分も含めて、というか、自分自身こそが、
ぴよぴよと青くて、とんがってて、周りが全く見えてなかった頃を、
「共に過ごした」という意識もなく、うっすらとした記憶で共有している関係って、
甘くもなく、辛くもなく、非常に微妙なんだけれども、
ともあれそのあと10年以上を、いろんなことを経験しながら年をとって、
「いろんなこと」は千差万別だけど、
要約すると、
家族と、仕事と、恋と、ダンス、
案外おんなじ味わいで、
お互いがやってきたことめざすこと、なんとなくわかるし、共感できる。

仮にも先輩の立場ゆえ、ついついお説教をしたりしながら、
心の中では、後輩ちゃんたちのありがた~いお言葉を、メモにとって心に刻む。

まじめで、純粋で、まっすぐだけど、
頭が切れて周りが見えて気を遣う、
傷つきやすい彼女たちに、
思う存分甘えながら、
パカパカといつまでもお酒の進む、楽しい夕方でした。

みんないろいろ、がんばろうねぇ。



# by blue-tonton | 2009-10-18 22:52 | ゲイの生きる道

月を眺めて思う夜

帰り道、日吉駅で降りて、ベスト電器でイヤホンを物色しました。

東急のホームにおりてしばし、

「ああ、ここで学生ちゃんが全裸になったのか・・・(それも何人も)」と遠い眼になりました。

「目撃」したかったな~(←あほ)

さて。

実家に帰る、ということはすなわち、宝塚までタカラヅカを観に行くということです。これはもう、恒例行事。

今回も、月組、あさこちゃん(瀬奈じゅん)の退団公演に行ってきました。

下級生時代と比較して、「化ける」という意味ではコレほど化けた人はいない、大器晩成型スターの麻子さん。
コムちゃん(朝海ひかる)とて、トップになってから培った「おとこ朝海ひかる!」という感じのオーラではなかったなりに、若い頃にもスターの輝きがあった人だと思いますが、あさこさんは正直、とってもヤボったかった・・・。
キラ星のごとき先輩たちの中で、立ち位置が彼女自身掴みきれてないころもあって、「どうしていいのかわかんなーい」という時期もあったと思うのですが、オサダマサコさん(春野寿美礼)とセット売りになったその日からグングンがんがん存在感と面白みが増して、観るたびに脱皮した新しい男前を披露してくれたのでした。

オサちゃんのもとを放り出されてからは、オッサン方向の男らしさと包容力に磨きをかけ、ときどき、香寿たつきのように、背中に日本海の大波がそそりたっているのが見えたものでしたが、ともあれ、安定感抜群の歌唱力(いつの間に!)、男役としてのフォルムの美しさでは史上空前といっても過言ではないダンス力、硬軟自在のあっぱれな演技力、自然体でソツが無いトーク、奥様(彩乃かなみ)への深い愛情、どこをとっても完璧な、素晴らしいトップスターさんでした。

みほこちゃんが辞めたあとは、まあ、ご本人のせいとは別の問題で、モヤモヤと、分かり辛いお立場でらしたかと思うのですが、クサることなく誠実に舞台をお勤めになって、偉大なる足跡を確かに刻み続けてこられたのでした。

そんな麻ちゃんの退団作品が、正塚先生の「ラストプレイ」。

うーーーーーーーーん。

ハリー先生らしい、軽妙で奥深い会話劇としては、まあ、楽しめなくもないですけれども、とにかくストーリーの粒が小さすぎるのと、あまりに都合よく記憶喪失とかトラウマとかを使いすぎて、底があさ~くなりすぎていて、安っぽさは否定できない、というのが正直なところ。なんでもかんでもモノローグで状況説明しちゃうのは、どうなんだろうか~。会話の綾から状況をつむぎださないと、ものすごく説明臭くなっちゃって・・・・。

あさちゃんは真剣にステキだっただけに、サヨナラにふさわしすぎるタイトルであるにも関わらず、いまいちエクスタシーを感じられない凡作だったのが、悔やまれます・・・。

出演者はみな達者。

不思議なのは、凡百な演出家にあたると、とたんに演技から輝きを失うあひるちゃん(遼河はるひ)が、ハリー(そして小池先生も)の演出だと、達者な役者になってしまうこと!
台本そのものは、正直言って失敗作だとは思うんですけれども(とにかく書き込みが浅い!ミュージカルシーンがホントに無意味!「唐突に歌って踊る」の悪い例。ハリーにしては珍しいと思うけれど)、あのあひちゃんから、絶妙のせりふ回しを引き出すその演出力は、確かにホンモノだと思います。

今回がサヨナラのあいあい(城咲あい)も、常に常に前のめりの演技をすることが多い中で、おとなの脱力感に満ちた、味わい深い演技をみせてくれました。
そして何より、ともかくキレイ!
きりやんとの並びも、やっぱり全然悪くないだけに、1作退団でもいいから、トップにしてあげて欲しかったな~。

正塚先生らしく、総じてメインキャスト以外には役が回ってこないなか、儲け役をしっかりと演じた看護婦のゆりのちゃん(憧花ゆりの)、天野ほたるさんのふたりの娘役ちゃんと、あひちゃんとのコンビが楽しいそのかさん(桐生園加)が光っていました。

ショーは、ミキティの「Heat On Beat」。

どこを切っても麻子先輩のサヨナラムードが満載でありながら、ちゃんと爽やかにハツラツとした、楽しいショーでした!

やっぱりお気に入りは、麻子さんがあいあいをぐるぐるリフトする幻想のシーン。
振付も素晴らしく、アダルトなあいあいと組むと、みほこさんとの夫婦生活ですっかり失われていた(笑)妖艶な魅力が麻子さんから再び薫ってきて、久しぶりにクラクラしました。

三木先生らしく、赤と黒でキリリと引き締めた中に、鮮やかなビタミンカラーを眩しく光らせるお衣装もステキで、しずくちゃん(羽桜しずく)とあひるちゃんの、見た目が妖艶なのに歌うと可愛らしいカップルから始まるタンゴのシーンは、麻子さんの渾身のソロも含めて、この公演のハイライトでしたね~。

娘役のトップを置かない、というのは、結局のところ、大方の予想通り百害あって一利なくって(少なくとも観る側にとっては)、最後まで、あいあいもしずくちゃんもあやふやな扱いなのは、不安感を増しこそすれ、自由な組み合わせによる効果を生み出すことにはならなかったように思います。
結果として、客観的にみて、しずくちゃんは可愛いだけでオーラのない若手のまま、遠慮の塊に埋もれて育ちきることなく辞めていくことになるし、あいあいは無駄にスターパワーのある、でもトップじゃない不思議な娘役スターという、ある意味稀有な存在として、それこそイチゲンさんのお客を混乱させただけでした。

そんな感想を抱きつつ、それでも、色々あったであろうきりやん(霧矢大夢)とあいあいの、切なくも美しいデュエットダンスを恍惚と眺めながら、涙が流れるのをおさえきれないのでした。

あいあい、お疲れ様。すごく、キレイだった。そして、立派だったよ(涙)



# by blue-tonton | 2009-10-15 23:58 | タカラヅカ

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